濵﨑 雄三Yuzo hamasaki

Interview

ごみ焼却処理施設の整備や補修ニーズを捕捉し
長期にわたる安定稼働を実現させる

焼却エンジニアリング部
技術工事課 チームリーダー
濵﨑 雄三
1997年入社(新卒)

施設を末永く運営していただくために
必要なのはフットワーク

――大阪技術工事課のミッションとそのなかでの濱崎さんの役割を教えてください

既存のごみ焼却処理施設を長く安心して運営し続けていただくため、施設の現状を把握し、お客様のサポートをしながら必要に応じて補修や整備をご提案するのが、課のミッションです。具体的には、過去の運転データの解析や設備機器の現状チェック、補修履歴などをもとに、補修や整備を要する箇所やその内容をご提案し、契約がまとまった後は施工管理まで担当します。私自身の肩書はチームリーダーですが、普段はお客様への提案や施工管理実務を担っています。もちろん、部下から要請があればすぐにオフィスに戻ってきますが、基本的には1プレイヤーとして主に近畿、東海、北陸を飛びまわっていますよ。

――リーダーながら大阪だけでなく近畿、東海、北陸などを飛びまわるのはなぜでしょう?

提案や折衝、打ち合わせなどは、すべて対面が基本だからです。また、機器の故障などが発生した際は、すぐに現場に駆け付けて迅速に適切な処置を施す必要があります。フットワークよく動いて対応することが、お客様からの信頼につながる――これが自論なので、オフィスにいることはほとんどありません。社内の経営陣には「すべての責任を負うので思うように活動させてください」と事前に断ってあるんですよ(笑)。

お笑い芸人が転じてクボタ環境エンジニアリング株式会社のエンジニアに

――学生時代は、まったく違う道を志していたそうですが?

人を笑わせたり喜ばせたりするのが好きだったので、お笑い芸人になりたかったんですよ。ところが、父から猛烈に反対されまして。自営業だったので、自分の力だけでお金を稼ぐことの大変さや難しさが骨身にしみていたのだと思います。仕方なく、学校で配布された企業リストのなかからクボタ環境エンジニアリング株式会社を見つけて試験を受けたのです。

――「仕方なく」入った会社で活躍するようになったのはなぜですか?

入社当初の私は、社会人としての自覚がまったくなくて、やんちゃや失敗を繰り返していました。ところが、当時の配属先の事業所長がとても懐の深い方で、見放さずに辛抱強く指導してくださったのです。次第に「この人の期待に応えて見せなければ」と思うようになりました。そんな経緯があったからこそ、いろいろ習得できたのかもしれません。また、さまざまな人と接する仕事ですから、私の性分に合っていたとも思いますね。自分が接しているお客様や事業パートナーに喜んでいただくという意味では、クボタ環境エンジニアリング株式会社の職務もお笑い芸人と通じるところがありますから。

求められるレベルは高度化しているが、
クボタ環境エンジニアリング株式会社なら成長できる

――長い勤務経験のなかで、どんな部分が変わったと思いますか?

昨今のごみ焼却処理施設は、ごみを焼却するだけでなく、焼却時の熱エネルギーを電気エネルギーに高効率変換させる機能などが付加され、複雑化しています。機能が増えればトラブルによる停止時のリスクが高まるわけですから、扱う我々が背負う責任も以前よりずっと重くなっています。職務を遂行するための機器診断能力や整備計画立案能力にしても、以前よりずっとレベルが上がっていると思いますね。

――そんな点を踏まえて、これから入ってくる人に期待するのは?

先ほどの話と正反対に聞こえてしまうかもしれませんが、入社時点では知識や技術は必要ないと思っています。入社後の研修や現場でのベテラン社員の指導でカバーできますから。大切なのは「もっと知りたい」「どうしてこうなっているんだろう」という探求心と、なんでも吸収する素直さです。この2点が備わっている人がクボタ環境エンジニアリング株式会社に入れば、絶対に成長できますよ。私が生き証人です(笑)。

高度な知見を結集して臨めば、
クボタ環境エンジニアリング株式会社はさらに飛躍できる

――濵﨑さんの立場から見て、会社がより飛躍するには何が必要でしょう?

もっと部署間・事業部間の連携や流動性を高めるべきだと思いますね。例えば、維持管理課で職務を経験すれば、機器の運転操作法を習得することになります。そのうえで工事課に行けば、なにをどう改善すれば運転員にとって使い勝手が向上するのかを提案に盛り込めますよね。また、現在は、事業部をまたぐような異動はほぼありませんが、クボタ環境エンジニアリング株式会社の各事業部は、非常に高い技術力やノウハウを有しています。がっちり力を合わせて知見を共有すれば、業界内での競争力もより高められると思います。私が若いころは「○□会」のような有志で集まる部門横断的なグループがいくつもあって、情報を共有できていました。そんな横のつながりを復活させて、若い世代の育成に活かしていきたいですね。

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