Business Domain事業領域
クボタ環境エンジニアリングは、自然サイクルを支え守り、人々の暮らしを豊かにしてくために、様々な事業を行っています。
上水事業
河川などから取り込んだ自然の水を、日常生活や産業活動に欠かせないキレイで安全な水に生まれ変わらせるのが浄水プラント。クボタ環境エンジニアリングは、日々の運転管理やメンテナンス、経年劣化や自治体毎のニーズに合わせた補修改造工事を行っています。365日24時間、常に止まることなく安全に稼働し続ける必要があるため、日常の点検で問題発生を未然に防ぐことや、不測の事態に対処する知識や技術を提供することはもちろんこと、地域の将来・未来を見据えた提案もしていきます。
下水事業
下水道管から運ばれてきた生活排水や雨水、工場などで発生した汚水は、下水処理プラントでキレイに処理して自然に返します。近年は技術の進歩により、処理の過程で発生した下水汚泥を、エネルギー燃料や肥料、建築資材などの資源として有効活用する取り組みも活発になっています。クボタ環境エンジニアリングは、単にプラントの運営や補修改造工事を請け負うだけでなく、環境問題への取り組みにも積極的に参画するとともに、自治体毎に抱えている様々な課題を解決することで、地球環境と地域社会の発展に貢献していきます。
し尿・汚泥再生事業
下水道管が通っていない地域の生活排水は、浄化槽設備などを介して、最終的にし尿・汚泥再生処理プラントでキレイな水に浄化し、自然に返します。また、近年では、水をキレイにするだけでなく、生ごみなどの有機性廃棄物を合せて処理し、地球環境のために有効活用できる資源を生み出しています。一般的な例として「メタン発酵」「助燃剤化」「リン回収」「堆肥化」「炭化」などが挙げられます。クボタ環境エンジニアリングは、こうしたプラントの計画から設計、建設、運転管理、メンテナンスまで、一気通貫で取り組む総合プロデュース企業として、地球環境の保全に貢献していきます。
浸出水事業
浸出水とは、最終処分場(廃棄物埋立処分場)に降った雨水が、ゴミの層(廃棄物層)を浸透する過程で、廃棄物から色々なものが溶け込んだ汚水のことをいいます。浸出水は有害物質が含まれているため、浸出水処理プラントで安全な水に浄化してから河川や下水道に放流します。埋立中から埋立完了後も長期に渡って発生する浸出水が安全・安心であるために、高度な技術を用いて浄化する必要があります。クボタ環境エンジニアリングは、クボタグループとして蓄積した技術を最大限に活かし、プラントの計画から設計、建設、運転管理、メンテナンスまで、トータル的なサポート体制を構築することで、多様化するお客様のニーズに対応していきます。
ごみ焼却・溶融事業
日常生活や産業活動の中で出る廃棄物は、ごみ焼却プラントで焼却処理され、減容化・無害化を図り、最終処分場(廃棄物埋立処分場)に埋め立てられます。近年は、環境保護の取り組みとして、「3R(スリーアール)*」を意識した活動が積極的に行われており、廃棄物などを貴重な資源やエネルギー源として有効活用する需要も高まっています。クボタ環境エンジニアリングは、地域社会における重要な役割を果たすため、長年蓄積したデータからお客様のニーズに合わせたサービスを提案し、日々の運転管理やメンテナンス、経年劣化やお客様のニーズに合わせた補修改造工事を行っています。
*「Reduce(リデュース)=ごみの発生を減らす」、「Reuse(リユース)= 繰り返し使う、「Recycle(リサイクル)=ごみを資源として再利用する」
リサイクル事業
廃棄物の中でも、粗大ごみなどの大きなものから資源を回収するためには、破砕機を使用して細かく粉砕し、選別する必要があります。廃棄物の大きさ、固さ、材質は多種多様のため、破砕機にはどんなものでも砕く強靭なパワーや、緻密で繊細な制御能力が求められます。循環型社会形成のため、廃棄物などを原材料やエネルギー源として有効活用することが必要です。クボタ環境エンジニアリングは、長年蓄積してきた技術と大量のデータをフル活用し、リサイクルプラントの運営やメンテナンスを通じて、地球環境を守るうえで重要な役割を担っています。
ポンプ事業
上下水道や配水・排水・灌漑事業などに関わる、ポンプ施設の維持管理や設計・施工及び補修工事等を行っております。
国内の社会インフラの老朽化が叫ばれている中で、これまでポンプ施設の長寿命化対策に対して様々な活動を行ってまいりました。近年は豪雨災害が頻発しており、ポンプ施設の重要性は益々高まっています。
今まで培ってきたポンプ施設のメンテナンスに関するノウハウ、サービスを駆使し、最先端のICTを活用することで、日本の水インフラに関わる様々な課題解決にチャレンジし、安心して過ごせる社会の実現に貢献していきます。
産業廃水事業
人々の生活に欠かすことのできない食品や、社会インフラを支える半導体・輸送機器等を工場で製造する際の廃液は、そのまま下水や河川に放流すると環境破壊に繋がります。クボタ環境エンジニアリング㈱は廃水処理業界のパイオニアとして環境保全に努めるべく、お客様の生産品目にマッチした廃水処理プラントの構築を提案し、調査からプラント完成後のアフターフォローまで一貫したサービスを展開しています。人々の暮らしの安全を守る活動をおこなっています。
産業排ガス事業
工場から排出されるガスを処理しないまま大気に放出すると、人体への影響が大きく健康被害に繋がります。クボタ環境エンジリング㈱は「公害」という言葉が世の中に浸透する以前より環境分野において排ガス処理のパイオニア的存在として活動し、産業廃水処理と合わせ国内外4,500件以上のプラントを建設し公害防止に努めてきました。排ガス処理においても独自の技術を活用し、人々の暮らしの安心安全に努めるべく日々活動をしております。