Job Description職種と仕事内容
クボタ環境エンジニアリング株式会社では、様々なスキルや経験を活かし、多様な人材が活躍しております。
ここでは、各職種の役割と仕事内容についてご紹介します。
営業
地域の想いに技術で応える提案を。
Mission
プラントの新設計画から、既設プラントの補修・改造工事、施設の運営まで、課題を抱えているお客様に対して、解決するための提案活動を行います。具体的には、お客様から事業計画やご要望、現状の課題についてヒアリングを行い、その内容を社内の関係部門と協議し、組織一体となってお客様のニーズを掘り起こします。そこから戦略を立案し、クボタ環境エンジニアリング株式会社独自のソリューションを提案します。「会社の顔」として、社外との窓口役を務めるのも仕事の一つです。
Point
お客様のご要望や地域の状況などをいち早く正確に把握し、適切なソリューションを考えるほか、それを実現させるためのチーム体制の構築やコストの積算まで、担当する業務の幅は広いです。また、提案だけでなく、納入後のアフターフォロー業務も担当しますので、長きに渡ってお客様に寄り添いながら、地域の課題を一緒に解決できることも、この仕事の醍醐味の一つです。
Persons
プラント設計(計画・実施)
世界に一つしかないを創造する。
Mission
受注前に、お客様から提示された要件に沿ってプラントの概略を考えるのが計画設計です。設計だけでなく、お客様へのプレゼンも担当業務に含まれます。受注後、プラントをつくっていくための詳細な図面を描くのが実施設計。お客様の要望を満たしたうえで、処理フローを考えるほか、機器の選定、配置にいたるまで細部を描きます。また、自身が設計したプラントを確認するため、工事現場に立ち合いをすることもあります。
Point
プラントに求められる機能や規模、周辺環境などは案件によって様々なので、すべてがオンリーワン。決まったパターンはありません。最新の技術やセンス、アイデアをフル活用し、プラントの理想の姿を描きます。限られた時間の中で、機能、コストを踏まえた設計をする必要があるため、決断力や柔軟な発想力が求められます。世界に一つしかないものをつくる、そこにやりがいを感じることができる仕事です。
Persons
施工管理
現場はキャンパス。さまざまな手法から最適を導き出す。
Mission
プラントの建設や補修、設備更新工事の現場責任者として、社内の関係者や協力会社と連携しながら、工事を円滑に進める役割を担っています。具体的には、工事成功のために必要不可欠な、工期を守る「工程管理」、会社の利益を確保する「原価管理」、質の高い工事を行う「品質管理」、作業員の安全を確保し無事故で工事を終える「安全管理」の4大管理業務を行います。工事に関わる関係者の人数は、規模によって数名から数百名と幅広いです。
Point
プラントの工事には、土木・建築をはじめ、電気配線や設備機器の設置など、多種多様な作業が複雑に絡み合うため、幅広い知識が必要になります。また、現場では机上の設計では想定しきれないトラブルも起きるため、柔軟な対応力も求められます。知識だけでなく、お客様や協力会社の方々と連携しながら円滑に工事を進めていくため、様々なスペシャリストをまとめ上げるリーダーシップも必要不可欠な要素です。いろいろな苦難を乗り越えて工事が完工したときの達成感は、他の仕事では感じることができない特別なものです。
Persons
試運転
プラントをつかさどる最後の砦。
Mission
プラントの新規建設や設備更新の現場で、設置した機器・装置が正常かつ安全に稼働するかどうかや、定められた基準まで水が処理できているかどうかを最終的に試運転で確かめます。理想的な運転方法やメンテナンスのあり方なども確認し、必要に応じて運転担当に引き継ぎます。数週間から数カ月間、データの測定と調整を繰り返し、設備が正常に稼働することを確認できて、はじめてお客様に引き渡すことになります。
Point
プラントは造るまでがゴールではなく、安全に運営し、地球に資源を返すところまでが使命です。健全で信頼性の高い設備をお客様に納める必要があるため、機械・電気・環境・衛生工学等の幅広い視点と知識を活用し、本稼働に向けた不安材料をつぶしていきます。一つの妥協が大きなトラブルに繋がるため、常に問題意識を持って臨む姿勢が求められます。会社の技術力を証明する仕事に、責任とやりがいを感じることができます。
Persons
運転管理
胸を張って“あたりまえ”を提供する。
Mission
プラントに駐在し、安全かつ安定的に施設を稼働させるのが運転管理のミッションです。
具体的には、中央操作室でのモニター監視や操作、場内の巡視点検、設備・機器の保全などを行います。トラブル発生時には、その影響を最小限にとどめ、迅速な復旧に向けて各セクションと適切に連携する必要があります。365日24時間稼働している施設では、ローテーション勤務を行い、昼夜問わず、常に施設を守り続けます。
Point
地域の生活を支えている環境プラントは、何も起きなくて当然、安全で当然でなければいけません。そのため運転担当者は、設備や機器の状態を日々把握し、少しの変化も見逃すことができないという重責を担いながら、業務にあたります。一人で作業することはなく、常に複数名で業務に当たりますので、円滑に仕事を進めるうえでチームワークが必要不可欠です。決して目立つ仕事ではありませんが、生活に欠かせないものを”あたりまえ”に提供することに誇りを持てる仕事です。
Persons
メンテナンス
プラントの命を支える責任。
Mission
プラント毎に異なる、機器や装置、処理フローなどの特徴を把握しながら、施設がより長く効率的に稼働続けるために、日々の保全業務や定期的な補修・修繕工事を行います。プラントの状態や問題点をお客様と共有し、長期的なプラント運営を実現するための提案を行うのも業務の一つです。突発的な施設の故障に対しても、迅速に社内・社外の関係者と連携を図り、トータル的にサポートしていきます。
Point
メンテナンスは、マニュアルにある手法を身に着けるだけでなく、機械や電気に関する最新の知識や技術を幅広く習得するとともに、五感(*)をフル活用することが重要です。同じ機器で似たような不調や故障が発生しても、その原因が同一とは限りません。固定概念にとらわれない柔軟な提案能力や診断能力を発揮することが求められます。緊急時には苦労することもありますが、無事に対応を終え、お客様に感謝されたときには、大きな充実感を感じることができる仕事です。
(*)視覚(見る)・聴覚(聞く)・嗅覚(嗅ぐ)・触覚(触れる)・味覚(味わう)