小俣 祐介Yusuke Omata

Interview

施設を所有するお客様とコミュニケーションをとり
正常に、末永く稼働できるように補修・整備

九州支店
水処理技術工事課
小俣 祐介
2018年入社(中途)

関係者と目標を共有しながら営業から施工管理まで一貫担当

――水処理技術工事課の業務内容はなんでしょう?

既存のし尿処理施設や埋立処分場の浸出水処理施設を対象にした補修整備業務を担当しています。お客様から依頼を受けた場合はもちろん、竣工や前回整備から年数が経過している施設については、こちらから施設の所有者である自治体様等に働きかけることもあります。つまり、営業から補修整備計画の立案、施工時の管理まで、すべての関連業務をカバーしているわけです。このなかで私自身は1件の既存し尿処理施設を担当し、お客様や施工会社様との整備日程の打ち合わせ、工事に先立って提出が求められる安全管理に関する書類の作成、施工後の管理業務などにあたっています。

――実務のなかで重要と感じるのはどのような点でしょう?

やり取りする相手のニーズを的確に捕捉することと、こちらからの提案や指示の内容・意図を正確に理解してもらうこと、つまりコミュニケーション能力ですね。対お客様を例にすれば、故障個所の修理を求められているだけなのに大がかりなオーバーホールを実施するのはオーバーリアクションですし、今は問題なく動いていても経過年数を考えればそろそろ整備をしておくべきという場合もあります。また、施工会社様との相互理解が不十分だと、安全面やコンプライアンス面で支障が出かねません。誰が相手でも、目標をしっかり共有して、適切に動くことが最重要ですね。

家族と過ごす時間を大切に考え、クボタ環境エンジニアリング株式会社に転職

――転職先としてクボタ環境エンジニアリング株式会社を選んだ理由は?

前職では一戸建て住宅の施工管理職でした。仕事内容には満足していましたが、休日出勤や残業が多いうえに、転勤する可能性がありました。子どもが生まれたのに家族と過ごす時間をとれず、子どもが小さい時期に単身赴任の可能性もあるのでは犠牲が大き過ぎると思い、転職を決意したのです。私の地元である九州で勤務し続けられること、過度な残業がないこと、多少なりとも前職の経験・知見を活かせることの3条件を満たす会社として、転職エージェントから紹介を受け、クボタ環境エンジニアリング株式会社に入りました。

――転職してみた感想はいかがですか?

残業も休日出勤も大幅に減らせたことが一番うれしいですね。家族全員で夕食をとったり、休日に子どものソフトボールの練習や試合に付き合ったりと、家族と過ごせるようになりましたから。仕事のほうは、分野がまったく違うので、当初は分からないことだらけで大変でした。ただ、上司や先輩、現場の職人さんなどが親切に教えてくださるので、苦労はあっても苦痛に感じることはありませんでしたよ。

ジャンルが変わっても培った社会人経験を活かせる会社

――前職の経験が役立ったという部分はありますか?

仕事を進めるうえで注意するべき点や、分からないことに関する学び方です。前者は、先ほども触れたコミュニケーション。一戸建てでも、お施主様との意思疎通は最重要課題でした。相手の真意を理解しようとする姿勢や、自分の真意を伝えようとする姿勢は、今の仕事でも活かせていると思います。また、分からいことにぶつかった際は、まずは自分で調べてみるように心がけています。前職での経験を通じて、自分で調べるプロセスなしに答えを知っても、記憶に刷り込まれないと分かっていましたから。こういう基本的な部分を押さえてあれば、どのようなジャンルからの転職でも、対応できるはずだと思います。

――他社を知っている立場から見たクボタ環境エンジニアリング株式会社の特徴は?

建前上のお題目ではなく、本当に「人」を大切に考えていることがひしひしと伝わってきます。だからこそ、私もプライベートを確保できているわけですから。また、職場では、どの従業員もニコニコしているのが印象的でした。すごく働きやすいですよ。

オールラウンドプレイヤーを目指す

――今後の目標はなんでしょう?

学び方を知っていると言ったものの、実務ではまだまだ知識不足を痛感しています。お客様や関係スタッフとやりとりするなかで「一度持ち帰って確認します」をひとつでも減らし、スピード感をもって対応できるようにならなければと思っています。また、管工事や土木工事の施工管理資格を取り、監理技術者を目指したいですね。そのうえで、いずれは水処理施設の規模や種類を問わず、「小俣に聞けばなんでも分かる」と認知されるようなオールラウンドプレイヤーになりたいです。

One Day一日の流れ

  • 事務所バージョン
  • 8:00出社してメールチェック
  • 8:30始業。次の案件の施工日程について施工会社と打ち合わせ
  • 12:00昼休み
  • 13:00予定している整備案件の見積もりをメーカーや施工会社に依頼
  • 14:30施工会社から届いた安全書類の内容を確認し、必要に応じて修正を指示
  • 15:00施工完了後の報告書作成
  • 17:00翌日の行動予定を確認して17:30に退社
  • 現場バージョン
  • 8:00現場に到着。8:15から朝礼 KY活動(危険がともなう作業の確認)
  • 8:30設備類をストップさせ、施工会社に作業をはじめてもらう。以降、現場作業の進捗状況をチェック
  • 10:00お客様や施設の担当者に進捗状況を報告し、今後の日程などについて打ち合わせ
  • 10:30現場管理再開。11:50には午前の作業の進捗状況を確認
  • 12:00昼休み
  • 13:00現場の作業再開にともない特に危険がともなう箇所を中心に監督
  • 15:00分解した設備の内部をチェックし、運転に問題が無いかや次回整備に交換が必要な部品を確認
  • 16:30施工会社の職長と翌日の作業内容について打ち合わせ
  • 16:50お客様や施設の担当者に進捗状況の報告
  • 17:00現場退場

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